オタクは世界を救えない

2017秋アニメを見終わった話をする

 というわけで、今期のまとめをしたいと思います。

 今期最終回まで完走したのは9本。自分にとって多いか少ないかでいえば、いつもよりは多いぐらい。今期のラインナップは思ってたよりも粒揃いで悪くなかったと思う。特に宝石の国が強かったのは大きい。

 以下、作品ごとに一言。

 

 宝石の国

 まあ俺がわざわざ言わなくても強いのはわかりきっている。3Dアニメとして格別に高クオリティというのはもちろん、単純に話も面白く、キャラも良く、毎話毎話どっからそんなにネタが出てくるんだってぐらいぶち込んでくる見せ場のおかげで終始飽きることがない。唯一の欠点は、最終回の締め方。二期前提の締め方自体が賛否両論ということもあるし、その割に二期決定が公言されないのも難点。どうせやるだろうからあれだけども。

ラブライブ!サンシャイン!!

 最終回直前まではわりと良くなってきたかなって思ってたけど、最終回で大ゴケしてて草も生えない。最終回の流れが初代二期とほとんど同じな上に劣化とかいう。結局お前らは何をやってもμ'sを超えられないんだな。

Just Because!

 よくある青春モノだろうなと思っていたら、よくある青春モノだった。スタッフにそれなりの人間を揃えておいてよくここまで普通の作品を作る気になったなと思う。

UQ HOLDER!~魔法先生ネギま!2~

 なんか原作が打ち切りになったとき用に用意してた話を使ったとかなんとか。めちゃくちゃストーリーを圧縮して対ネギ戦だけやった感じ。執拗にネギまの同窓会をやろうとしていたのは、この構成とUQ本来の期待度を考慮すればまあ間違いではなかったと思う。一つの作品としてみたら別に面白くはなかったです。

クジラの子らは砂上に歌う

 どうにも行先が不安定で微妙な空気を漂わせてたけど、なんだかんだで感情が云々とかのテーマを守って纏めてやろうという気概が見えた。悪くはない。

妹さえいればいい

 ラノベ作家によるラノベ作家アニメ。こいつらよく「ラノベは話よりもイラストで売れる」って自虐するけど、作品全体でそれを表現してくる辺り相当意識が高い。

ブレンド・S

 はいはいシコシコ。

このはな綺譚

 萌え豚向けかと思ったら微妙に良いお話系で笑う。週に一回だったら見てやってもいい。

いぬやしき

 面白かったですね。1クールでちゃんとまとめきったのも偉い。隕石がぽっと出すぎるってのは散々言われてるけど、まあ別にどっちでもいいかなって感じ。

 

雑感

 ラ!、UQ、妹さえ、と宗教上の戦いで精神を削られるクールだと予想していたけれども、宝石の国が抜群に面白かったおかげで悪くない期間だった。ラ!もごちゃごちゃ言いながら見れる程度には良かったり悪かったりしたのが大きい。

 またブログ的な話をすると、クール途中でのアニメの感想を書くのが難しいというか面倒というのがあり(もちろん自分の問題もあるけど)、あまりブログはアニメ鑑賞へのモチベには繋がらなかった。つーかぶっちゃけブログ自体のモチベがない。でもこうやって暇なときにたまーになんか書く用としてはいい気がする。PVとかは全然望めないけど、一応まだしばらくは続けるんじゃないかなって感じですね。