オタクは世界を救えない

俺がイチからCharlotteの話をするから誰か聞いてほしい~第二話~

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 というわけで第二話、やっていきたいと思います。

 ちなみに二話は説明回というか今後のための準備回みたいなものなので、特筆するような要素は少ない。ただCharlotte序盤で大事にされていた青春的日常的なシーンがちゃんと楽しげに描かれていた辺りから、準備回としてはかなり上出来だと思われる。実際に放送当時はまだ絶賛されてたし、俺もこのときは期待を膨らませていた。

この学校の生徒会長は学年など関係ありません

 能力者としての責任感や行動力が最優先されます。

 友利が一年生にして生徒会長であることを聞かれたときの高城の答えだが、よくよく考えると不思議な感じがする。
 そもそも俺は知らないんだけど、そもそもこの学校にいる人って全員自分が能力者であることを自覚できてるんだっけ? 基本的に生徒会メンバー以外が話に絡んでこないからわからないけど、一般生徒は能力を使ってる描写がないのに能力者としての云々というのはどうなんだろう。生徒目線ではなくて組織の偉い人から見てってことなんだろうか。

昼飯

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 高城が絡むギャグシーンはだいたい勢いがあって面白い。

 主人公が妹の作る弁当を嫌っている描写をちゃんと入れつつ、高城のキャラを確立しつつ、青春の一パーツである学食を描きつつ、次のシーンに繋げる。テンポいいよーいい調子だよー。

 その後、一人で昼飯を食ってなんか浮いてる友利を描写。友利が嫌われてる描写。たぶんこの友利が嫌われてるってのは嫌われてることそのものよりも、嫌われながらも自分の目標(能力者の保護)のために頑張ってるっていうメンタルの強さを描いてるんですよね。ヘタレクズである主人公との対比。

能力者追跡パート

 能力者追跡は後々失われる青春部分として前半の多くを占める。一応はこれがメインストーリーなので今後も重要になってくるんだけど、今回のそれは結構短い。さくっと終わるんだけどぶっちゃけ毎回これぐらいでいい気がする。能力者を保護してるぜーっていうのが重要なのであって、実際に保護するために活動してるシーン自体はだらだらやっても仕方ないからね。

幼女友利

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 かわいい。

廃人化するお兄さん

 友利が能力者保護を頑張る動機を紹介。動機は重要ですね。能力者がモルモットになるぞって毎回脅してる理由もちゃんと解説して説明回の役割を果たす。

甘い

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 妹の作ったカレーが甘い。

 乙坂くんは妹の作る料理がめっちゃ嫌いなんだけど、本人には絶対不味いって言わないんだよね。なぜか? メシマズを不味いって言っちゃいけない暗黙の了解がある? その通りなんだけど考え甲斐がないのでそれは忘れるとして。

 まあ後半わかることだけど、このクソ甘いソースはママが昔に作ってくれたやつなんだよね。お袋の味。だからこのお袋の味を嫌ってる乙坂くんって要するにただの反抗期なの。彼、かっこつけてるけど中身は小中学生かなにかかな? っていう感じでダサい奴描写をかましてくる。ママの作ってくれたお弁当を食べずに捨てたりするのも反抗期。なんかそのうち隻眼の死神になったりする辺り彼の精神年齢はたぶん中学生ぐらいしかないので、今後の成長に期待しましょう。

まとめ

 落ち着いてますね。一話でちゃんと掴んで二話でそれを離さない。三話で一気にアゲてくるようなストーリーがくれば序盤のムーブは十分なんだけど三話が「あれ?」だったので一緒に評価が薄くなってしまっている二話でした。俺も布団の上で暴れながら佐倉綾音と創作活動してえなあ。